技能検定 機械検査 1級、2級 一発合格するには◯◯すべし!
機械検査1級を取得している僕が学科、実技、実技学科(実技ペーパー)を攻略する中でのポイントを教えます。
1級、2級どちらも同じ攻略法で大丈夫です。これで僕は一発合格しました。
合格ライン
技能検定の合格ラインは「実技試験は60点以上、学科試験は65点以上」です。ソースはこちら。
試験の合否ライン
都道府県職業能力開発協会が実施する職種については、100点を満点として、原則として実技試験は60点以上、学科試験は65点以上です。
引用元:平成31年度技能検定受験案内(PDFファイルp5)
学科
学科は1級、2級共に50問です。1級の方がより専門的で難しくなってます。
内容は⚪︎か×を選択する真偽法25問とイロハニから選択する択一法25問に分かれています。
問題内容
学科の問題はやはり検査なので管理図や検査方法といった知識が出てきます。
例えばこんな問題
p管理図とは、工程を不良個数によって管理するための管理図のことである
答え×
ブリネル硬さを表す記号はHBである
答え◯
知らないと分からないです。
こんな問題も
金属材料の熱処理において、真空焼き入れとは真空炉を使用して、真空または少量の不活性ガス中で加熱後、冷却剤として水、油、またはガスで焼入れする処理のことである
答え◯
鋳鉄は鋼より炭素含有量が少ない
答え×
ユニファイねじのねじ山の角度は55°である
答え×
機械加工や熱処理、といった問題も出てきます。出題範囲広すぎじゃありませんか?
過去問をひたすら解くのが1番!!!
地道に機械検査に関連しそうな語句を一つ一つ勉強し、知識を得て試験に挑むのが最もいい勉強です。
しかし、本当に興味が湧かないと勉強する意欲なんか出ません。
勉強する方法。
それはひたすら過去問を解きまくることです。
過去問を解いていくと、年度毎にニュアンスだけ変えてたり、数値が違うといった似ている問題が出ている事が分かります。
もちろん過去問にも出てきていない問題も出てきます。
それは諦めましょう。1問間違えた所で落ち込まなくて大丈夫です!学科の合格ラインは1問2点の65点、新問が出るのはだいたい5問程度。選択式なので当たるかもしれません。記入して次の問題いきましょう!
実技
実技試験の課題は寸法測定、歯車のまたぎ歯厚測定、三針法によるねじプラグゲージの有効径測定、外側マイクロメータの性能測定の4つです。
指定された時間内に測定を終わらせないといけません。
練習を繰り返すと時間内に収まるので練習あるのみです。
実技学科(実技ペーパー)
ここが機械検査で一番難しい試験です!
内容は大きく3つ。大問1と2で段取り計算問題と管理図に関する問題1つです。
過去問解いたら大丈夫と思うのは間違いです。
過去問解いても同じ図形が今まで出てません。
傾向を知る
同じ問題は出てきませんが、使用する測定具や測定する箇所は似ているところがあります。
本番ではひらめきが必要ですが、解き方を理解しておけば答えの出し方の選択肢が増えて正解が近くなるでしょう。
大問3の管理図は落とさない
段取り計算問題は本番までどんな問題が出てくるか分かりません。
ですが、管理図の問題は過去にも出ている問題が多く出ています。
覚えるのは大変ですが勉強頑張りましょう。
試験でよく使う英文字
どの文字使おうか迷うときに上図の様に参考にしてください。
長さ
Lまたはl(Lの小文字)
表す対象が複数の場合はL1またはl1。
高さ
Hまたはh
表す対象が複数の場合はH1またはh1。
角度
θ(シータ)、α(アルファ)、β(ベータ)
半径
Rまたはr
直径
Dまたはd
図面上の点、または図形の頂点
O、P、Q、R、S、T
表す対象が複数の場合はO1、P1…
Oは円の中心を表すことが多いです。
勉強は辛く嫌になりますが、業種を問わず機材の管理をする部署や工場、機械、工具の検査やメンテナンスなどを扱う企業で働く時に影響力のある資格です。
合格目指して頑張ってください!
実技学科で出そうな問題を作ってみたのでチャレンジしてみてください!!
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