機械検査 実技学科 問題2
機械検査で出てきそうな問題を作りました。
図はWindowsのペイントを使って手作りなので見にくい部分もありますが、解答はできます。
ぜひチャレンジしてください!!!
問題
上図に示す穴Aの直径Dをした表の測定器及び補助具一覧表に示すものを使用して測定する場合、段取り図、段取り方法、直径Dの計算式を求めてください。
品名 | 寸法または規格 | 数量 |
ブロックゲージ | 制限なし | |
スタンド付きてこ式ダイヤルゲージ | 目量0.01mm | 1式 |
鋼球 | 直径約50mm | 4個(同一寸法) |
精密定盤 | 1個 |
段取り図
段取り方法
1.定盤の上にB面も下にして部品を図のように置く。
2.図に示すように穴Aの中に鋼球3個を配置し、その上に鋼球1個を置く。
3.上の鋼球の最上部までの高さをてこ式ダイヤルゲージとブロックゲージで測定し、h1とする。
4.図に示すように配置した下の鋼球の最上部の高さを、てこ式ダイヤルゲージとブロックゲージで測定し、h2とする
計算式
△ABC
\(AC=h2\) \(BC=h1-h2\) \(AB=\sqrt(AC-BC)\) \(AB=\sqrt(h2^2)-(h1-h2^2)\) \(直径D=2AB+h2\)\(D=2\sqrt{(h2^2)-(h1-h2^2)}+h2\) ←答え
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません